EMD は、オプションの／補助的なサービスの履行を円滑化するための IATA 公式の規格文書です。本規格は、IATA 旅客サービス決議マニュアル[Passenger Service Conference Resolution Manual] (PSCRM) の決議725f、725g、725hで定義されています。本文書は、直接またはグローバル販売システム[Global Distribution System] (GDS) に接続されている旅行代理店を介した、航空券の販売すべてに使用されますが、また空港でのサービスや、航空会社の収益計算システムによる収益の徴収にも使用できます。 EMD はEチケット (ET) のような機能を持ちます。 IATA 規格文書がサービスに対し発行され、レシートが顧客に発行され、バリュークーポンは航空会社のシステムの電子記録に保存されます。EMD には2種類あります。· EMD-S （単独型）：ET と一緒には発行されず、ET とは無関係に使用することができます。 · EMD A （ETと関連)：ETと関連して発行されます。EMD は2つの主なデータ要素を含んでいます。· 発行理由コード[Reason for Issuance Code] (RFIC) は、本文書を定義します（つまり手荷物料金、機内または空港内のサービス、手数料、商品の購入など）· | 
